PCR検査の絶対信仰はカルト原理主義と同じ危険性がある

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今日、2020年7月31日現在、新型コロナウイルスの
新規感染者数は1301人、感染者数は8801人
累計感染者数が34806人、死者 1006人

となっています。

(データ参照:JX通信社/FASTALERT)

それを受けてマスコミ各社はテレビ、ラジオ、新聞など
あらゆるメディアを使ってこう言います。

感染拡大している」と

本当にそうでしょうか?

昨今、PCR検査を受けたか否か、
PCR検査で陽性か陰性かで、人生が大きく左右されます。

事業に於いても同じくです。

PCR検査絶対主義で、PCR検査の信憑性や実効性に少しでも疑義を呈するものには
徹底した攻撃を加えるという原理主義者が増えています。

この蒙昧しているところはまさに「カルト教団」そのものです。

まさに今、日本は1億総カルト状態といえます。

新規感染者数増加のカラクリ

感染者数の増加の原因は明らかで、感染が拡大したからではありません

PCR検査数が増加したので、比例して陽性が増えただけなのです。

いわば「感染者」ではありません。たんなる陽性だった人たちであって、
今までのインフルエンザをはじめとしたあらゆる感染症であれば、
「感染者」としてカウントされなかった人たちです。

もっといえば、2020年4月7日の緊急事態宣言では、
検査対象ですらなかった人たちです。

思い出せばすぐにわかりますが、4月の時点で、
PCR検査対象になった人、つまり厚労省が新型コロナの受信目安としていたのは

・風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日日以上続く
(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある高齢者
・糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)の基礎疾患がある方や透析を受けている方
・免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方

このような「息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある」ような外見上でみても、あきらかな何らの病気の感染があると認識できるようなものであって、無症状または軽症の場合は、そもそも検査すら受けられなかったのです。

そのような検査すら受けられなかった人たちが、
無差別に検査が受けられるようになり、軽症・無症状関わらず受けたことで

粘膜にウイルスが付着していただけの人が大勢カウントされるようになった

というのが真実です。

東京都の重症者はたった0.0001%

東京都の発表しているデータをみれば、ある程度の内容はわかります。

7/30日時点の情報で

累計検査陽性者数 12228人
入院 1154人(内、重症は22人)
宿泊療養 225人
自宅療養 384人
調整中 697人
死亡 330人
退院(療養期間経過含む) 9438人

つまり、メディア上でさかんに日本で一番多い感染者をだしていると危機感を煽られ
感染拡大の元凶であるかのように言われている

東京都の人口13,999,568人中、重症者はたった22人なのです。
陽性者中の割合でいっても12228人中22人ですので0.18%
つまり、陽性者であっても、100人中2人が重症者であるということです。

この数字のどこをもって、「感染が拡大」しているのかを教えてほしいものですが
カルト集団においては、「現実に感染者数が増加しているのは事実である」と言います。

検査数の増加と陽性率の減少

安倍総理大臣は2020年4月7日に東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言を行い、4月16日に対象を全国に拡大しました。

東京都の4/7時点のデータと、最新のデータを見比べれば一目瞭然です。

2020年4月7日

検査数:276.9名
PCR検査陽性 60名/陰性:211名
陽性率:20.9%

2020年7月29日

検査数:3182.4名
PCR検査 陽性 247名/陰性:2863名
抗原検査 陽性 31名/陰性:395名
陽性率:6.6%

私が頭が悪いのかもしれませんが、
統計と確率の算数の知識で考えても

感染は収束していると考えるほうが妥当です。

検査数を無差別に増やせば、もちろんですが、陽性者数も陰性者数も増加します。
ただ、それだけのことなのです。

リーダシップアピール合戦のネタになる

コロナによる不安を、メディアで連日、一日中報道しています。

自分たちで考えたり、調べたりしない国民は、
ただただ不安に怯えるしかありません。

そのように強い不安を抱く民衆は、
現状の不満や不安感を払拭してくれる
強いリーダシップを発揮するリーダーを求めます。

そういう状況は、政治家や自治体の長にとっては格好の材料になります。

東京都も大阪府も営業自粛をまた再開させようとしています。

夜の街という「いかにも悪そうなイメージ」の仮想敵をつくり
その敵に対して果敢に立ち向かう勇敢なるリーダーであるかのような虚像を演じる。

この状況はまさに、第一次大戦前のドイツの状況とそっくりです。
その後、ドイツはどうなったのか。

そう、ナチスとヒトラーという独裁者を熱狂的に支持して
民主主義というシステムをつかって国民自らが選んだのです。

自粛要請しかしないのが最大のエビデンス

大阪府の吉村知事は「5人以上での飲み会を20日間自粛」を要請していますが
この数字に何の科学的根拠もありません

ですが、単語だけで短絡的に判断する人々は

「5人未満なら大丈夫」
「20日間の我慢だ」

と素直に従いますが、4月の緊急事態宣言をもってしてもわかるとおり
我慢したから、自粛したから、どうにかなるものではないことは明白です。

ではなぜ、このように騒ぎが大きくなるか。

それは、本質は、別のところにあるからです。

そう、もうおわかりの通り、扇動するには格好の材料になるからです。

本当に日本人が、バタバタと倒れるほどに
強毒性と強い感染力をもつようなウイルスであれば
「自粛要請」程度にするはずがありません。

なぜなら、目に見えるほど死者数が増加するようになれば
「政府は何をしているんだ!」
「もっと徹底的に対応をしろ!」と責任を追求されるからです。

コロナウイルスがほぼ無害だといえる最大のエビデンスは
政府をはじめ彼らが何もしないことです。

PCRや抗原検査は絶対であるという信仰

PCR検査を信仰している人の多くは、おそらくですが
PCR検査が何なのか、抗原検査が何なのかすら知らない人が多いです。

PCR検査とは、別の記事でも書きましたが
ポリメラーゼ連鎖反応検査の略であり、
ポリメラーゼという酵素をつかって連鎖反応を起こし
検査時に採取した粘膜に付着したウイルスを増殖させて見る検査のことです。

かんたんに言えば
採取した粘膜にウイルスがいなければ陰性
採取した粘膜にウイルスがいれば陽性となります。

ということは、採取場所以外の粘膜にウイルスが付着していた場合はどうなるのでしょうか。

答えは、「陰性」となります。

抗原検査も同様のことがいえます。

検査自体は必要なことですが、これだけあればよいというような原理主義的になった時点で
検査の目的が変わってしまいます。

検査を受けたか否かで差別され、
病気になった事自体、自分が悪いわけでもないのに、迫害を受ける

これは、近代国家として、人権を大切にしようと積み上げてきた文明をすべて打ち壊し
文明を否定した中世に戻ることと同一です。